11月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で使用される公式球「アル・リフラ」が30日、国際サッカー連盟(FIFA)とアディダス社より発表された。アラビア語で「旅」を意味し、ボールの機能も向上したという。
カタールの国旗や文化、建築物から着想を得たデザインで表面には同国伝統産業である真珠をイメージした光沢がある。
大小2種類の形状の異なるパネル20枚を縫い目なく接合し、キックの正確性と飛行の安定性を改良。現代サッカーのスピーディーな展開に対応し、製造過程での廃棄物を削減するなど環境問題にも配慮したボールとうたっている。