日本とベルギーが決勝T1回戦で対戦の可能性も 前回大会“ロストフの悲劇”の雪辱なるか
W杯カタール大会の組み合わせ抽選会が1日(日本時間2日)、ドーハで行われ、7大会連続7度目の出場となる日本は1次リーグE組でスペイン、大陸間プレーオフ勝者(コスタリカ、ニュージーランド)、ドイツと同組の“死の組”となった。
日本は11月23日にドイツとの初戦を迎え、同27日にコスタリカとニュージーランドの大陸間プレーオフ勝者と、12月1日にスペインと対戦する。
1次リーグF組には前回ロシア大会3位で優勝候補の一角ベルギーが入り、E組の日本が勝ち上がれば、決勝トーナメント1回戦で前回大会に続き対戦する可能性がある。
日本とベルギーは前回大会の決勝トーナメント1回戦で対戦し、一時は日本が2点をリードしたが、終了間際に逆転を許す“ロストフの悲劇”で敗退した。
1次リーグの組み分けは以下の通り
▽A組 カタール、エクアドル、セネガル、オランダ
▽B組 イングランド、イラン、米国、欧州プレーオフ勝者(ウェールズ、スコットランド、ウクライナ)
▽C組 アルゼンチン、サウジアラビア、メキシコ、ポーランド
▽D組 フランス、大陸間プレーオフ勝者(アラブ首長国連邦、オーストラリア、ペルー)、デンマーク、チュニジア
▽E組 スペイン、大陸間プレーオフ勝者(コスタリカ、ニュージーランド)、ドイツ、日本
▽F組 ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチア
▽G組 ブラジル、セルビア、スイス、モロッコ
▽H組 ポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国
組み合わせ抽選はFIFAランキングに基づき、出場32チームを上位から8チームずつ4段階に格付けし、日本は第3ポットに入った。組み合わせ抽選会に出席した日本代表の森保一監督(53)は、先月28日の会見で「W杯は全てが強豪国。ポット分けが結果を保証するものではない」と語っていた。
日本の最高成績は2002年日韓大会、10年南アフリカ大会、18年ロシア大会のベスト16。カタール大会では初の2大会連続1次リーグ突破を目指す。
中東初のW杯は11月21日にアルホルのアルベイト競技場で行われるカタール-エクアドル戦で開幕し、12月18日にルサイル競技場で行われる決勝まで8会場で計64試合の熱戦が繰り広げられる。