J2秋田のMF稲葉修土が孤立する10代の若者を支援 NPO法人とパートナーシップ締結
J2秋田のMF稲葉修土(28)が8日、認定NPO法人「D×P」とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。「D×P」は社会問題化している「10代の孤立」を支援しており、活動に共感した稲葉は10代に対して国産米を年間1000キロ支援することを目標に、さまざまな企画で「D×P」の活動を支える。
稲葉は「『ひとりひとりにユメと可能性を』という想いに共感し、食糧支援をさせて頂くことになりました。人数だけ希望があり、可能性があります。ユメを追いかけてきた自分にとって、育ってきた環境によりその可能性を失ってしまうことがない世の中を作りたいと考えています。微力ではありますが、一人でも多くの人に本活動の想いが広がれば幸いです」とコメントした。
大阪市出身の稲葉は福岡大から2016年に新潟シンガポールに入団。J3富山を経て、21年に秋田へ完全移籍し、今季から主将を務める。中盤の底が主戦場でボール奪取を得意とする守備職人。