リーグ未勝利の湘南がルヴァン杯1次リーグ3勝目で突破前進 山口監督「大きな1勝」
「ルヴァン杯・1次リーグ、湘南2-1FC東京」(13日、レモンガススタジアム平塚)
湘南はFC東京に2-1で勝利した。ルヴァン杯1次リーグで3勝目としD組首位をキープ。同杯の次節・福岡戦(23日、ベススタ)で突破が決まる可能性を高めた。
前半37分。MF池田昌生が左足ミドルシュートで先制点。同杯3戦連発にもなり「ミドルシュートの意識は持っていた。うまく振り抜けた」と狙い通りだった。
後半立ち上がりに同点とされたが、同28分にFW町野修斗がPKで決勝弾。ただ、それまでに決定機を外したこともあり「勝てたのは良かったですけど、もっと点を取れた。もっと最後の精度を高めたい」と満足はしていなかった。
公式戦ではルヴァン杯でいい流れができているものの、リーグでは開幕から未勝利が続き最下位に沈んでいる。その中で山口智監督は「自分たちがやりたいことを表現してくれた。大きな1勝になった。チームがリーグで勝てていない中で、良い試合ができて次に向かえる」とカップ戦の勝利をリーグ浮上のきっかけとする。