J1川崎、因縁のACL蔚山戦へ鬼木監督「気持ちの表れるゲームを」
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグ初戦で、15日に蔚山(韓国)戦と対戦するJ1川崎の鬼木達監督(47)と主将のDF谷口彰吾(30)が14日、マレーシアで前日会見に臨み、指揮官は「気持ちの表れるゲームをしたい」と意気込んだ。
蔚山とは昨年の決勝トーナメント1回戦で対戦し、0-0で突入したPK戦の末に敗退を強いられた。鬼木監督は「やはり昨年の悔しさがある。クラブ、選手全員がそういう思いをぶつけられるゲームをしたい」と雪辱に燃えた。
谷口は韓国Kリーグで無敗の首位に立つ蔚山について「攻守において非常にバランスの良いチーム」と印象を語りつつ、「どう崩すか、どう守るかある程度整理できているので、面白い試合ができるんじゃないかなと思う」と攻略に自信をのぞかせた。
鬼木監督は「ACLは非常に大きな大会で、ACLのタイトルを獲るのがクラブの悲願」と力を込め、「初戦が1次リーグの結果を大きく左右する」と蔚山戦を重要視した。アジア制覇を目指す戦いが幕を開ける。