JFL鈴鹿 カズ今季最長74分間プレーも交代後に2失点で痛恨の逆転負け

後半、シュートを打つ鈴鹿・三浦知良=ユアテックスタジアム(撮影・高石航平)
後半、交代となりスタンドのサポーターに手を振る三浦知(撮影・高石航平)
後半、飲水タイムに言葉を交わす三浦監督(左)と三浦知(撮影・高石航平)
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 「JFL、ソニー仙台2-1鈴鹿」(17日、ユアテックスタジアム仙台)

 日本フットボールリーグ(JFL)鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良が2試合連続で今季4試合目となる先発出場を果たした。55歳50日の出場で自身の持つJFL最年長出場記録を更新。後半29分までプレーし、今季最長の出場時間となる74分間ピッチに立った。

 今節こそ永井秀樹(FC琉球)の持つ同最年長得点記録(42歳50日)大幅更新となるゴールも目指した。同11分にチャンスは訪れた。ペナルティエリア内の中央でパスを受け、巧みに反転して相手DFを一人かわすと左足でシュート。今季2本目のシュートは惜しくもゴール右に外れた。

 会場は東日本大震災の被災地でもあるユアテックスタジアム仙台。カズにとって同スタジアムでの公式戦は横浜FC時代の昨季はJ1でメンバー入りしながら出番がなかったため、2008年6月以来となった。

 試合は昨季までJ2水戸でプレーしていたMF中里崇宏が同17分に直接フリーキックを決め先制点を奪った。しかし、カズが退いた同29分以降、立て続けに2失点で逆転負け。Jリーグ入りを目指すチームはこれで2試合連続白星がなく、2勝1分け2敗と思い通り勝ち点を積み上げられない状況が続いている。

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