サッカーのイングランド・プレミアリーグで２３日、誕生したばかりの男児を亡くしたことを１８日に公表していたマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表ＦＷクリスティアーノ・ロナウド（３７）が、敵地でのアーセナル戦でゴールを決めた。

　Ｃ・ロナウドは０－２の前半３４分、元セルビア代表ＭＦマティッチの左クロスに反応。相手２人に囲まれながら左足で押し込み、１点差に迫った。

　１８日にパートナーが出産した男児が死亡したことを自身のＳＮＳで公表。「どんな親にとっても最大の悲しみで、女児の誕生だけがわれわれに希望と幸福とともに生きる力を与えてくれる」などと悲しみをとつづっていた。

　１９日のリバプール戦を欠場し、この日が復帰戦だった。

　アーセナルに所属する日本代表ＤＦ冨安健洋（２３）が２月１９日のブレントフォード戦以来約２カ月ぶりにベンチ入り。ふくらはぎを痛めて戦線離脱が続いていた冨安は出場すれば１月２０日のリーグ・カップ準決勝リバプール戦以来となる。