マンC4発!レアルに競り勝った グアルディオラ監督3失点でも「文句つけようがない」
「欧州CL・準決勝第1戦、マンチェスター・シティー4-3レアル・マドリード」(26日、マンチェスター)
1試合が行われ、昨季準優勝のマンチェスター・シティー(イングランド)がホームで大会最多13度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)に4-3で競り勝った。
マンチェスターCは前半にデブルイネとガブリエルジェズスが決めて2点を先取。後半はフォーデンとベルナルドが加点し、ベンゼマの2ゴールなどで追いすがるRマドリードを突き放した。第2戦は5月4日に行われる。
多彩な形で4点を奪ったマンチェスター・シティーは百戦錬磨のレアル・マドリードに隙も見せて3点を失った。グアルディオラ監督は「内容も結果も文句のつけようがない」と大げさにたたえて不安を隠したが、2季連続の決勝進出には課題も見えた。
キックオフから相手を押し込み、わずか1分半でマレズのクロスをデブルイネが頭で合わせて先制。前半11分にはガブリエルジェズスが加点した後は突き放せなかった。
同33分にマレズが球際でモドリッチに競り負けて失点につながると、3-1とした2分後には不慣れな右サイドバックに入ったフェルナンジーニョがビニシウスに簡単にかわされ、そのままゴールを決められた。
2点差にするたびに1点を返される激しい打ち合いに5万2千人の観衆が熱狂した一戦。チームの3点目を決めたフォーデンは「何度も優勝している相手なので、ボールを奪われたら失点に直結する」と痛感していた。
下馬評はマンチェスターCが優位に立ち、大舞台での経験値は相手が上回る。監督は「彼らは10分で3点を取る力がある。われわれの真価が問われる」と第2戦に意識を集中させた。