リバプール 先勝「4冠」現実味もクロップ監督引き締め「まだ何も終わっていない」
「欧州CL・準決勝第1戦、リバプール2-0ビリャレアル」(27日、リバプール)
3季ぶり7度目の優勝を狙うリバプール(イングランド)がホームで初の決勝進出を目指すビリャレアル(スペイン)を2-0で下して先勝した。リバプールは後半8分に相手のオウンゴールで先制し、同10分にFWマネが加点した。MF南野拓実は出場機会がなかった。第2戦は5月3日にビリャレアルで行われる。
リバプールは2-0というスコア以上に一方的な内容で決勝の扉に手を掛けた。クロップ監督は「まだ何も終わっていない」と気を引き締めたが、好調なチームの勢いが止まる気配はない。ボール保持率は約7割で失ってもすぐに奪い返した。後半8分にオウンゴールで先制し、2分後にはサラーとマネの連係で追加点を奪った。CLを制覇した3季前、プレミアリーグを制した2季前より勝負強く、クラブ史上最強との呼び声もある。主要タイトル「4冠」が現実味を帯びてきている。