“オシム・チルドレン”巻誠一郎氏が恩師の死を悼む「サッカーだけでなく、人生の師」
オーストリア1部シュトゥルム・グラーツは1日、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が死去したと発表した。80歳。
オシム氏の訃報を受けて、元日本代表の巻誠一郎氏(41)が2日、自身のツイッターを更新し「オシムさん 僕にとってオシムさんはサッカーだけでなく、人生の師です。伝えたい事が溢れすぎて、書ききれません。1つだけ言える事は、サッカーを辞めた今でもオシムさんの教えを体現しています。これからの人生もオシムさんから学んだ事を体現していきます。ゆっくり休んでください」と恩師の死を悼んだ。
熊本県出身の巻氏は駒大から2003年に市原(現千葉)に入団し、同年から監督に就任したオシム氏の指導を受けた。05年に日本代表に初選出され、06年W杯ドイツ大会にも出場した。オシム氏の代表監督就任後も引き続き招集された。オシム氏は06年3月の福岡戦後、巻について「巻には言うことはない。巻はジダンになれないが、ジダンにはないものを持っている」という“語録”を残している。