INAC神戸の最短優勝は4日 2位・三菱重工浦和が意地の勝利 菅沢が得点王に近づく2得点
「Yogibo WEリーグ、新潟2-4三菱重工浦和」(3日、新潟市陸上競技場)
2位の三菱重工浦和が4-2で7位の新潟に勝ち、INAC神戸の優勝は最短で4日となった。4日に広島戦(広域第一)に臨むINAC神戸は引き分け以上で優勝を決めることができる。
首位・INAC神戸と勝ち点12差で今節を迎えた三菱重工浦和。引き分け以下に終わった場合、その時点でINAC神戸の優勝が決まるという状況でこの試合を迎えた。
4月29日にホームで2-0で完勝した新潟との再戦。前半21分にDF清家が右サイドを突破して先制。オウンゴールで追加点を奪うと、その後にはエースのFW菅沢が2点を重ねた。通算12ゴールで得点王にも大きく近づいた菅沢は「まずはチームが勝つことが一番ですけれど、FWなのでチームを勝たせられる得点を取れるようにといつも思っている。最終的には得点王が取れるようにしたい」と話した。
この結果、INAC神戸との勝ち点差は一時的に9に縮まった。INAC神戸が4日の広島戦に引き分け以上で勝ち点を加えると、残り3試合での逆転が不可能となり、INAC神戸の優勝が決まる。