INAC神戸のWEリーグ優勝は最短で8日 2位・三菱重工浦和が意地の4連勝
「Yogibo WEリーグ、マイナビ仙台2-3三菱重工浦和」(7日、ユアテックスタジアム仙台)
2位の三菱重工浦和が4-2で5位のマイナビ仙台に勝ち、4連勝を飾った。初代チャンピオンに王手をかけているINAC神戸の優勝は最短で8日となった。8日にノジマ相模原戦(ギオンス)に臨むINAC神戸は引き分け以上で優勝を決めることができる。
INAC神戸と勝ち点9差で今節を迎えた三菱重工浦和。引き分け以下に終わった場合、その時点でINAC神戸の優勝が決まるという状況だった。
前半は両チーム無得点だったが、後半開始早々、試合が動く。後半3分、三菱重工浦和は敵陣中央右で得たFKからエリア内でうまくつなぎ最後はMF塩越柚歩が決めた。その後もFKとCKで追加点。3点すべてセットプレーが起点となり、キッカーMF猶本光の精度の高いキックが光った。
この結果、INAC神戸との勝ち点差は一時的に6に縮まった。INAC神戸が8日のノジマ相模原戦に引き分け以上で勝ち点を加えると、残り2試合での逆転が不可能となり、INAC神戸の優勝が決まる。次節はWEリーグ初の国立競技場開催となる試合を、14日にINAC神戸と行う。