J1首位の鹿島が3失点で完敗 上田&鈴木も不発で連勝ストップ
「明治安田生命J1、広島3-0鹿島」(7日、エディオンスタジアム広島)
首位の鹿島が3失点で完敗した。今季2度目の3連勝とはならなかった。
前半はペースを握られ押し込まれた。何度もピンチを迎え自陣でのプレー時間が増える状況で、同38分に右サイドからDF柏好文に先制点を奪われた。その後も相手FWジュニオール・サントス、新加入のMFナッシム・ベン・カリファの推進力あるドリブルにも苦しんだ。
鹿島は、この日も前節2発で現在7得点のFW上田綺世と現在4ゴール4アシストのFW鈴木優磨が先発。ただ、チームとしてもボールを持つ時間が少なく、2人に効果的なボールが供給されずチャンスを作り出すことはできなかった。
後半も主導権は取り返せなかった。同18分には相手のルーキーMF満田誠に中央からドリブル突破を許し、追加点を決められた。同34分にも再び柏に3点目を奪われ力尽きた。鹿島は4月10日の横浜M戦以来リーグ4試合ぶりの敗戦となった。