J1鹿島の連勝止まった 2トップ抑え込まれ4戦ぶり黒星 FW上田「責任感じている」
「明治安田生命J1、広島3-0鹿島」(7日、エディオンスタジアム広島)
首位鹿島が広島に完敗し、1試合消化が少ない2位川崎に勝ち点2差と迫られた。広島は鹿島、横浜M、浦和、名古屋、G大阪、清水に続く史上7クラブ目のJ1通算400勝を達成した。
鹿島の強力2トップは完全に抑え込まれた。攻撃は無得点で、前半に先制を許し、後半に2失点と計3失点。FW上田は「3失点はどうしようもない。僕は0(得点)に責任を感じている」。鈴木と2人でシュートは1本しか放てなかった。
2トップに対する相手の5バックを最後まで攻略できなかった。鈴木は「崩しきるアイデアが出せていない」とシーズンが進むにつれて対策を施すチームが増えていることを痛感。「点を取るために工夫しないといけない」と課題を口にした。
首位こそ維持しているが、連勝は止まり4試合ぶりの敗戦。「切り替えて次のホーム(7日の札幌戦)で勝てるようにしたい」と上田。6年ぶりの国内タイトル奪還のためにも打開策を見つけ出す。