サッカースペイン１部レアル・マドリードの来季構想で、新加入の可能性があるとされるフランス代表ＦＷキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)が最前線のセンターフォワードとして戦力計算するという。スペインのスポーツ紙、マルカが伝えている。

　それによると、現戦力でフランス代表のFWベンゼマ、ブラジル代表のＦＷビニシウス、ＦＷロドリゴが主軸として戦力の中心になるという。ベルギー代表のＦＷエデン・アザールも残留する見通し。スペイン代表経験のあるFWマルコ・アセンシオは去就が明らかになっていないが、２０２３年まで契約が残っており他チームからの引き抜き話が無ければチームに残る可能性がある。

　サイドアタッカーの２枠にそれぞれ２選手が埋まる格好なのに対し、センターＦＷは枠が空くのが必至の状況。セルビア代表のＦＷヨビッチ、ＦＷマリアーノはいずれも今季限りでチームを去ることになる。エムバペ加入の場合この空席を埋める格好になるが、この青写真通りであればフランス代表のチームメイト、ベンゼマとレギュラーの座を争うことになる。

　この他のレアル・マドリードの補強候補としては、１５歳のブラジル人選手ＦＷエンドリッキ・フェリペ（パルメイラス）と１７歳でカメルーンとドイツ国籍を持つＦＷユスファ・ムココ（ドルトムント）だという。