Jの声出し応援、6月実証実験 緩和へ向け検討
サッカーのJリーグが、新型コロナウイルス感染拡大対策で禁止している声を出しての応援の再開に向け、6月の公式戦で実証実験を検討していることが12日、複数の関係者の話で分かった。スタジアムでの応援スタイルの制限緩和に向けて科学的根拠を集める。
声を出して応援できる区画を設け、産業技術総合研究所の協力を仰いで飛沫や二酸化炭素(CO2)濃度などを測定してリスクを調べる。区画内は前後左右を一つずつ空けて席を配置する。
サッカーは声を出して応援するスタイルが観戦の醍醐味の一つで、欧州ではサポーターの歌声や声援が戻ってきている。