鈴鹿・カズ 先発も不発 右太もも違和感で交代 次戦出場は「一日様子を見ないと」
「JFL、鈴鹿1-4ホンダFC」(15日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿)
鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良が4試合連続でスタメン出場した。公式戦では6試合連続出場となり、55歳78日で自身の持つJFL最年長出場記録を更新。シュートを打つことはできず、右太ももに張りを感じたためハーフタイムで退いた。チームは1-4で逆転負けした。
昨季2位の強豪に力の差を見せつけられた。カズは「ホンダの方が意識も質も高かった」と完敗を認めた。自身は右太ももに違和感があったため「やらない方がいい」と、自ら申し出てハーフタイムに交代。次戦への出場は「一日様子を見ないと分からない」と話すにとどめた。
この日は記念すべき「Jリーグの日」でもあった。カズはV川崎(現東京V)時代、Jリーグ初年度となる1993年5月15日の横浜Mとの開幕戦に出場した唯一の現役選手。「30年後もやっているのは想像もつかなかった」と思いを明かした。
会場には親交のある元日本代表MF香川真司(33)=シントトロイデン=の姿もあった。カズは「真司の前で情けない試合をしてしまった。次はいい試合を見せられるようにしたい」と力を込めた。