神戸DF山川哲史「チームがひとつになれば勝利に近づく」王者川崎封じにも自信
J1神戸DF山川哲史(24)が17日、川崎戦(18日・ノエスタ)に向けてオンライン取材に応じた。「前回の試合でもそうですけど、やっぱりチームがひとつになればより勝利に近づくということは分かった。みんなでポジティブな雰囲気作っていきたい」と今季初勝利を飾った14日の鳥栖戦(ノエスタ)に続く連勝を誓った。
神戸は鳥栖戦で開幕12戦目にして初勝利。ロティーナ監督就任後、リーグ戦3試合目にして4-0の完勝を演じた。右サイドバックとしてフル出場した山川も手応えを語る。「攻撃においても、守備においてもそれぞれのポジションの選手がやることがはっきりしている。守備だとセオリーを頭に入れて行動に移すというのは時間がかかるかなと思っていたが、ACL期間から試合を通して練習も含めてできた」。戦術が深まりつつある。
筑波大から21年に入団して3年目。「サッカー以外のことでも自分が興味を持ったことは一旦やってみるということを実践している」と明かす。これまではプログラミングを勉強したり、現在はTOEICの勉強を始めたという。何事にも前向きに取り組むようにしている。
初勝利の勢いを加速させたい川崎戦。J王者相手に厳しい戦いは当然覚悟している。「川崎フロンターレの強みである攻撃力という部分ではアタッキングサードでの質はすごい高い。そこで自分たちがバランスを崩さないように、後ろでの4-4-2だったりの形をできるだけ維持したままそれぞれのスペースを埋めたりすることで失点は防ぐことができると思います」と自信も見せた。