南野 逆転Vに望みつなぐ公式戦通算10点目「今まで悔しかった」 初先発で価値あり弾
「イングランド・プレミアリーグ、サウサンプトン1-2リバプール」(17日、サウサンプトン)
リバプールの南野拓実(27)はアウェーのサウサンプトン戦で今季リーグ初先発し、0-1の前半27分に同点ゴールを決めた。今季リーグ戦3点目で、公式戦通算10得点とした。3トップの右でフル出場し、チームは2-1で競り勝って最終節に逆転優勝の望みをつないだ。首位マンチェスター・シティーと勝ち点1差で、22日にウルバーハンプトンと対戦する。
リバプール・南野が約2カ月ぶりに与えられた出番で強烈なインパクトを残した。負ければマンチェスター・シティーの優勝が決まる一戦で価値ある同点ゴールを決め「自分にとってもチームにとっても大事な試合。チームの息を吹き返すゴールを決められたのは良かった」と話した。
今季リーグ37試合目での初先発に「今までの悔しかった気持ちが、やってやろうという気持ちに変わった」と奮起し、前半27分にペナルティーエリア内の右サイドから右足で強烈に突き刺した。カップ戦を含めて2桁得点に乗せ「今後も重要な試合でまたチャンスをもらえたら結果を出したい」と意欲を示した。