J1磐田 日本代表初選出のDF伊藤洋輝がシュツットガルトに完全移籍
J1磐田は20日、ドイツ1部シュツットガルトに期限付き移籍している日本代表DF伊藤洋輝(23)が7月1日から完全移籍すると発表した。シュツットガルトも同日、伊藤の買い取りオプションを行使し、2025年6月末までの3年契約を締結したと発表した。
静岡県出身の伊藤は磐田の下部組織からトップチームに昇格し、名古屋への期限付き移籍を経て、20年に磐田へ復帰。21年夏からシュツットガルトへ期限付き移籍した。今季は3バックの左で定位置を獲得し、リーグ戦29試合で1得点1アシストを記録。リーグの最優秀新人賞候補にも名を連ねた。186センチの長身で左利き。ブラジル代表などと対戦する6月の国際親善試合4試合に臨む日本代表に初選出され森保一監督(53)も「守備力が格段に上がった」と高く評価した。
伊藤は磐田を通じて「この度、VfBシュトゥットガルトへと完全移籍することになりました。昨年、ジュビロ磐田での最後の試合でエコパスタジアムに掲げていただいた言葉を胸に一年間戦ってきました。チームとしては苦しいシーズンでしたが、なんとか残留する事が出来ました。これからも厳しい環境に身を置き、更にレベルの高いプレーヤーへと成長出来るよう頑張ります。これまでサポートいただいた皆様、ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。