G大阪 サポーターが大阪ダービーで重大な観戦ルール違反 無期限入場禁止など処分決定
J1G大阪は24日、ヨドコウ桜スタジアムで開催された大阪ダービー・C大阪戦(21日)でG大阪サポーターならびにサポーターグループによる重大な観戦ルール違反行為が認められたため処分を決定し、通告したことを発表した。
処分事案は次の2件。
▽事案1
【違反行為】
・危険行為(スタンド内投げ込み及びフィールドへの投げ込み行為)
・試合運営妨害
【処分内容】
観戦ルール違反行為を行った2人に対して5月25日からアウェーゲームを含め無期限入場禁止
▽事案2
【違反行為】
・威嚇行為
・侮辱的行為
・試合運営妨害
【処分内容】
観戦ルール違反行為を行った当該サポーターグループに所属するメンバー全員に対して5月25日からアウェーゲームを含め無期限入場禁止
両クラブのプライドがぶつかり合う大阪ダービーでは今季ルヴァン杯でも2試合対戦しており、スタジアム外でサポーター同士によるトラブルが発生していた。そのため今回の試合前にはC大阪・森島寛晃社長、G大阪・小野忠史社長がともに公式サイト上で「フェアでクリーンな大阪ダービー開催に向けて」としてサポーターに向けて異例の声明を出して注意喚起していた。
試合ではG大阪が1-3で逆転負けしたこともあり、試合後にチームに対して、サポーターからの違反行為が発生した。クラブは「今回の違反行為を受け、ガンバ大阪として『安心・安全な試合運営』のため、セキュリティ体制の強化や観戦ルールの周知をより徹底してまいります。ファン・サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、定められた観戦ルールを遵守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。