J1横浜M・FWアンデルソンロペスは6試合出場停止と罰金60万円 福岡戦で唾吐き退場処分
J1横浜Mは24日、第14節・福岡戦(21日、ベススタ)で相手選手に唾を吐き、退場処分を受けたFWアンデルソンロペス(28)が、Jリーグ規律委員会から計6試合の出場停止と罰金60万円の処分が決定したと発表した。
また、クラブ独自の処分として、出場停止期間中に開催される天皇杯も出場停止とした。横浜Mは6月1日に元日本代表FW三浦知良が所属する鈴鹿ポイントゲッターズと天皇杯2回戦で対戦するが、アンデルソンロペスは出場しない。
出場停止となるリーグ戦は以下の通り
5月25日 第15節・京都戦
5月29日 第16節・磐田戦
6月18日 第17節・G大阪戦
6月25日 第18節・柏戦
7月2日 第19節・清水戦
7月6日 第20節・広島戦
アンデルソンロペスは福岡戦の後半途中、福岡DF宮と小競り合いになった。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の映像にはプレーに関与しない場所で、アンデルソンロペスが宮に対して唾を吐きかけた行為が映っていた。松尾主審はオン・フィールド・レビューの結果、アンデルソンロペスにレッドカードを提示した。
日本サッカー協会の懲罰規程によると「選手等に対してつばを吐きかける行為」に対しては「1回目の場合、最低6試合の出場停止及び罰金」が科されるとされている。
アンデルソンロペスはクラブを通じて「私の行為について、スタジアムに来場いただいた皆さま、ファン・サポーターの皆さま、サッカーに関わるすべての皆さまに心からお詫び申し上げます。今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」とコメントした。