レアルのベテランに明暗 マルセロ退団表明 モドリッチ契約延長 クロースは憤慨
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのベテラン3選手の悲喜こもごも-。欧州チャンピオンズリーグ制覇の直後に明暗が別れる格好になった。
まず今季限りでチームを去ることになったのは元ブラジル代表DFマルセロ。同チームで5回のチャンピオンズリーグ優勝を含む25タイトルを獲得したキャプテンは出場こそなかったものの、試合後に優勝トロフィーを受け取る大役を務め「僕にとってレアル・マドリードで最後の試合。だけど悲しい日ではなく、大きな喜び、ファンへの感謝、ベルナベウでの素晴らしい夜とともに去る」と笑顔でのお別れになるとした。
同じくベテランのクロアチア代表MFモドリッチは1年の契約が事実上決まっているという。スペインのスポーツ紙マルカによると、クラブ、モドリッチ側ともに関係継続を望んでおり、契約サインまで時間の問題だとしている。
タイトル獲得後の祝勝ムードに水を差された格好になったのがドイツ代表MFクロース。ドイツのテレビ局とのピッチ上のインタビューで「決勝でリバプールに試合を支配されたのに驚いたか」と問われ、「これまで90分あって、あなたはそういうネガティブな質問をするのか。あなたは間違いなくドイツ人だな」と不快感をあらわにしてマイクの前から去った。