J2横浜FCの元日本代表MF中村俊輔が31日、母校の横浜市立深谷小の創立50周年を記念するイベントに参加し、在校生とのリフティングやパス交換などで交流した。同校の中に入るのは卒業後初めてといい、歓迎を受けた43歳の司令塔は「お祝いの気持ちを込めて来たけど(自分が)祝福されてうれしかった」と感慨深げだった。
小学生の時は休み時間に校庭に設置された壁に向かってボールを蹴ったり、ドリブルの練習をしたり「サッカーに没頭していた」という。在校生に「何でも楽しみながらやることが大事」とエールを送った中村は「『初心に返る』じゃないけど、いい機会だった」とうなずいた。