サッカー天皇杯2回戦 鈴鹿・カズがメンバー外 ニッパツのピッチ立てず
「天皇杯・2回戦、横浜M-鈴鹿」(1日、ニッパツ三ツ沢球技場)
第102回天皇杯全日本選手権2回戦で鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)-横浜M(J1)のメンバーが発表された。鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(55)はメンバー外で横浜FC時代にホームとしたニッパツ三ツ沢球技場のピッチでプレーとはならなかった。
出場すれば55歳95日で、自身が横浜FC時代の2019年に打ち立てた同大会最年長出場記録を更新するはずだった。
カズはリーグ戦のホンダFC戦(5月15日)で右太もも負傷し、ハーフタイムで退いていた。そこから欠場が続き、同22日のチェント・クオーレ・ハリマ(関西1部)との天皇杯1回戦、28日のヴェルスパ大分とのリーグ戦もベンチに入らず、公式戦3試合連続メンバー外となった。
V大分戦後には「まだ(チーム練習に)合流もできていない。ちょっと時間がなさ過ぎるというのは正直あります。とにかくあきらめずに」とニッパツへの“帰還”を目指していたが、出場はかなわなかった。
今季、J2横浜FCから鈴鹿に期限付き移籍したカズはここまでJFLで6試合に出場し、いずれも先発で途中交代している。期待されている最年長得点はお預けとなっている。
天皇杯には横浜FC時代の19年8月14日、3回戦・横浜M戦(ニッパツ)に先発している。この時の52歳169日が現在の大会最年長出場記録。横浜FCだった昨季は2回戦の八戸戦(6月16日、ニッパツ)にメンバー入りしたが、出場とはならずチームも敗れた。最年長ゴールはJ1札幌MF小野伸二が昨年6月9日の2回戦・ソニー仙台戦(札幌厚別)戦で記録した41歳255日となっている。