長谷部誠、クラブとの新契約に言及 27年まで契約も「来季プレーした後に」現役か指導者か判断
サッカーのドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠(38)が1日、取材に応じた。
2月に発表されたクラブとの新契約について改めて言及。「選手として1年契約を延長。それと27年まで契約。来季プレーした後に、(現役を)やるかやらないか話をする。もしスパイクを脱ぐのであれば指導者として絡んでほしいと言われている。ハッキリと決まっていないが、クラブとの関係性は続いていく」と語った。
指導者としての現状については、「B級ライセンスの方を、ほぼ取得できた。それから1年間どこかでユース年代を指導して、次はA級という流れがある。指導者と選手を並行してできる部分はあるが、現段階では選手に集中してと考えている」と明かした。
クラブは18日(日本時間20日)に欧州リーグで42年ぶりに優勝。長谷部は後半13分から3バックの中央で出場した。的確な配球でチームに落ち着きを与えるなど、勝利に貢献した。「なかなか起用されない時間があったり、シーズンを通して見たら波があった。最後がいい結果で終わったので、気持ち的にはハッピーな部分で終われた」と振り返った。
今回の優勝で来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得。「38、39歳のキャリアの終盤で挑戦できるチャンスがあることは、すごくやりがいがある。ワクワクするような来シーズンになるんじゃないかな」と胸を躍らせていた。