サッカー天皇杯 鈴鹿のカズはメンバー外 兄・泰年監督「誰もが三ツ沢に戻ってくるカズを見たかった」
「天皇杯・2回戦、横浜M3-0鈴鹿」(1日、ニッパツ三ツ沢球技場)
鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)のFW三浦知良(55)はメンバー外で自身が持つ天皇杯最年長出場記録更新とはならなかった。昨季まで所属していた横浜FCでホームだったニッパツ三ツ沢球技場にも立てず。チームはJ1横浜Mに3失点で敗れた。
5月15日のホンダFC戦で負傷した右太ももは完治していなかった。兄の泰年監督は「プレーができる状況であれば、誰もが三ツ沢に戻ってくるカズを見たかったと思う。当然私もカズとともに三ツ沢というピッチに立ちたかったです。ただ、それを許すコンディションではなかったということでカズ自身は鈴鹿に残って次の準備をしている」とメンバー外について説明した。まだ全体練習に合流しておらず、次戦のJFLヴィアティン三重戦(5日、アサスタ)も出場が厳しい見通し。
試合は苦しい戦いとなりながらも前半を1失点のみで折り返した。後半は徐々に押し返し、敵陣でのプレー時間を増やしたが、1点は遠かった。同31分に2点目、試合終了間際に3点目を奪われ2回戦敗退となった。