日本代表・南野「彼に弱点はない」リバプール同僚GKアリソンからのゴールに意欲
サッカーのW杯カタール大会(11月開幕)に出場する日本代表は4-1で大勝したパラグアイ戦(2日・札幌ドーム)から一夜明けた3日、国際親善試合ブラジル戦(6日・国立競技場)に向けて千葉県内に移動した。ブラジル戦先発が決定的な南野拓実(27)=リバプール=がオンライン取材に応じ、リバプールの同僚からのゴールを誓った。
パラグアイ戦でメンバー外だった南野はブラジル戦へ照準を合わせる。「今まで最終予選でやっていた相手とも違いますし、本当にW杯を見据えた重要な試合になると思う。親善試合とはいえ勝利にこだわってプレーするつもりですし、ホームでの試合になるので良い試合になるように準備したい」と勝利にこだわる姿勢を強調した。
ブラジルの守護神は、同じリバプールのGKアリソン。南野は「彼を練習から見ていて世界一のGKではないかと思っている。すべてのところでハイレベル。僕が見てきたGKでは間違いなく一番レベルが高い」と断言した。
だからこそゴールへの思いも強い。「たぶん彼の弱点はないと思う」と語りながらも「同じチームだからこそ、アリが出たら負けたくないという気持ちは一層ありますし、そういうチャンスがあったら決めたい」と力を込めた。
過去日本とブラジルは12試合対戦。日本の0勝2分け12敗で、5得点に対し、34失点。過去の得点者は福田正博、中村俊輔、大黒将志、玉田圭司、槙野智章の5人だけ。日本の10番を背負う南野がブラジル戦初勝利とゴールを狙う。