日本代表の伊東純也（２９）＝ゲンク＝が３日、ブラジル戦（６日、国立競技場）に向けオンライン取材に応じ、「間違えなく強い相手なので思いっきりぶつかっていきたい」と意気込んだ。

　森保一監督はブラジル戦にＷ杯カタール大会アジア最終予選のメンバーを軸として臨むことを明言しており、伊東は２日のパラグアイ戦に出場しなかったことからも出場の可能性が高い。

　試合はＦＩＦＡランク１位と格上のブラジルにボールを握られる時間も長くなることが想定される。伊東は「（相手ＦＷの）ネイマールは好きで見ていたので楽しみです」と対戦を待ち望み、「守備の時間は長くなるので我慢強く戦って、いい攻撃の回数を増やせればいいかなと思います」とイメージした。

　最終予選では４戦連発など持ち味のスピードを生かしゴールにつなげてきた。ただ、今回は世界でもトップクラスのディフェンスを相手にすることとなり、Ｗ杯を見据えた試しの場にもなる。「自分のやることは変わらない」とし、「いい形で受けられたら仕掛けていこうかなと思います。チャンスは多くないと思うので、少ないチャンスをどれだけ精度高くできるか、自分がチャンスを作っていければいいかな」。強豪を相手にも伊東が得点を生み出す。