サッカー日本代表・パリ五輪世代白星発進 大岩監督「UAEの強度にとまどった」

 「サッカー・U23アジア・カップ、日本2-1UAE」(3日、タシケント)

 1次リーグ第1戦が行われ、D組の日本はアラブ首長国連邦(UAE)に2-1で競り勝った。後半、鈴木唯(清水)が先制。直後に追いつかれたが、右クロスを細谷(柏)が頭で合わせて勝ち越した。6日の第2戦ではサウジアラビアと対戦する。日本は2024年パリ五輪世代となる21歳以下のチームで参加している。1次リーグは16チームが4組に分かれ、各組上位2チームが準々決勝に進む。

 日本は何とか競り勝った。前半は積極的にプレスに来た相手をいなせず、一進一退。後半にはGK鈴木彩(浦和)のPKセーブもあった。大岩監督は「UAEの強度にとまどった。体、思考の重さがあった」と分析した。

 1-1の後半31分、右サイドバックの内野(デュッセルドルフ)がドリブルで運び、藤尾(徳島)の右クロスを細谷が頭で決めて勝ち越した。鈴木唯(清水)の先制点も呼んだ内野は「(右は)守備に余裕ができる分、攻撃に絡みたいと思っていた」とうなずいた。

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