日本代表・三笘薫がガーナ戦へ「スピードで勝てない相手に対してどう打開していくか」

 アップする三笘(中央)ら日本代表イレブン(撮影・吉澤敬太)
笑顔でランニングする日本代表の南野拓実(左)と古橋亨梧=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉澤敬太)
 ランニングする日本代表イレブン(撮影・吉澤敬太)
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 サッカー日本代表の三笘薫(25)=サンジロワーズ=が9日、キリンカップ・ガーナ戦(10日・ノエビアスタジアム神戸)に向け、オンライン取材に応じ「ピッチ内で冷静に自分たちが優位になるようにもっていけるかという思考のところは改善できる」と0-1で敗れた6日のブラジル戦(国立)を次戦に生かす。

 三笘はブラジル戦に後半27分から途中出場。得意のドリブルは思うように発揮できなかった。「途中出場で時間もない中でもう少しシンプルにプレーするところがあっても良かった」と反省を口にし、次の相手となるガーナについて「ブラジルの選手よりもスピードが速い選手は多くいると思います。そういったところとやるのはいい機会。自分がスピードで勝てない相手に対してどう打開していくかはカギになってくる。そういったところは見せていかないといけない」と語った。

 三笘は昨夏から戦いの場を欧州に移し、成長を求めてきた。「身体能力が高い選手でもウイークなところはあるなとすごく感じました」。ベルギーでの経験によりフィジカルの強い海外選手とのプレーにも慣れてきた。

 W杯1次リーグでは世界トップレベルのドイツやスペインと同組。「プレーの幅を広げるという一言に限ると思う。よりシュートのところだったりドリブルの形だったり、クロス、そういったところのバリエーションと質かな」と本大会までの課題を明確にした。

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