南野拓実が移籍金最大26億円で仏1部モナコ移籍へ 英BBCがクラブ間合意と報じる
イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表FW南野拓実(27)がフランス1部モナコへの完全移籍で合意に達したと、英国の公共放送BBCが21日(日本時間22日)に報じた。南野は2024年6月末までリバプールとの契約を残しており、移籍金は1500万ユーロ(約21億5千万円)にボーナス300万ユーロ(約4億3千万円)を加えた最大1800万ユーロ(約25億8千万円)という。
南野は2020年1月にオーストリア1部ザルツブルクから移籍金725万ポンド(約12億1千万円)の4年半契約でリバプールに加入した。サウサンプトンへの半年間の期限付き移籍を経験しながら、リバプールで公式戦通算55試合に出場し、14得点3アシストを記録した。今季は公式戦22試合で10得点。イングランド協会(FA)カップとリーグカップではチーム得点王に輝き2冠に貢献したが、リーグ戦では先発1試合を含む11試合の出場にとどまった。
モナコは1919年創設で国内リーグ優勝8回。2003-04年には欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)で準優勝した。今季はリーグ戦を3位で終え、来季の欧州CLにプレーオフから参戦する。フランス代表FWベン・イェデルらが所属する。