J1神戸 鳥栖MF飯野七聖を獲得へ 右サイドのスペシャリスト SBでもプレー可能
J1神戸が今夏の新戦力として、J1鳥栖MF飯野七聖(ななせい、25)の獲得に乗り出していることが26日、分かった。既に正式オファーを提示しており、交渉は大詰めを迎えているという。
新潟県出身の飯野はJ2新潟の下部組織から国士舘大を経て2019年に当時J3の群馬に入団し、21年から鳥栖へ完全移籍した。右サイドを主戦場とし、スピードを生かした縦への突破力に優れ、豊富な運動量と鋭いクロスボールも魅力の成長株だ。今季は主に右ウイングバックとして開幕から16試合連続で先発出場していたが、直近2試合はベンチ外となっていた。
神戸は得点力不足が最下位低迷の一因ともなっており、かねてから豊富な攻撃陣を生かせるサイドアタッカーの獲得を模索していた。また、飯野は群馬時代に左右のサイドバックでもプレーしており、獲得に成功すれば効果的な補強となる。