FC大阪 スコアレスドローで連勝ストップ 前節暫定首位浮上も2位に後退

 「JFL、FC大阪0-0ラインメール青森」(2日、服部緑地陸上競技場)

 日本フットボールリーグ(JFL)第14節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はホームでラインメール青森と引き分けた。前節で暫定首位に浮上していたが、連勝がストップして2位に後退した。

 短い梅雨が明け、雲ひとつない快晴の夏空の下、気温33度を超える中で行われた。2連勝中のFC大阪のスターティングメンバーは前節の滋賀戦と同じ。MFガブリエル・ピレスに替わりFW田中直が第2節以来のベンチ入りをした以外は前節とベンチメンバーも変更なく戦う。

 開始から球際激しく、肉弾戦ともいえる展開。FC大阪は相手ゴール前までボールを持ち込むが、なかなか決定的なシュートを放つことができない。ロングボールを主体に攻める相手に徐々にボールを持たれるようになる。10分にはロングボールからパスをつながれ、ゴールポスト直撃のシュートも浴びた。

 後半に入ると、両チーム、さらに球際激しくぶつかり合う。13分にはグラウンダーのクロスからフリーでのシュートを打たれたが、GK永井建が左足でファインセーブ。42分には、途中出場のMF上月のパスを受けたDF舘野がドリブルで持ち込み、DF美馬にパス。美馬のエリア外からのシュートは相手DFの隙間を抜けて相手ゴールへ一直線だったが、GKが右手一本ではじき出した。後半ロスタイムには、青森DF佐久間がこの日2枚目のイエローカードで退場となる。FC大阪は残りわずかな時間を数的優位で戦うこととなったが、得点を決めることができずに試合終了。勝ち点1を分け合うこととなった。

 FC大阪の連勝は2でストップ。首位陥落となったが、苦手な7月の試合で勝ち点を積み上げて、10日の次節・マルヤス岡崎戦(マルヤス龍北)でリーグ戦の折り返し地点を迎える。

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