J2東京V インドネシア代表アルハンの通訳をけん責処分 SNSで先発情報を漏洩
J2東京Vは6日、栃木戦(6日、カンセキ)のメンバー発表前に、クラブスタッフが個人のSNSアカウントを通じて出場予定メンバー情報(1名分)を漏洩したとして、当該スタッフにけん責処分を下したと発表した。
東京Vによると、5日午後2時頃、インドネシア代表DFアルハンの通訳が、自身のSNSでアルハンが栃木戦のメンバーに選出されたことを公開した。同日午後6時頃、投稿を知った東京Vの強化部スタッフが削除の指示を行うと同時に、本人に対する聞き取りを行ったところ、情報発信したことを確認した。通訳が情報漏洩することで、何らかの利益を享受したり、対戦相手を利するなどの不正な意図はなかったことも併せて確認したという。
通訳は自身のインスタグラムのストーリーズ機能でアルハンの先発を明かし(投稿は既に削除)、インドネシアのメディアでも報道されたいた。
クラブは本件がJリーグ規約第3条「遵守義務」の「Jリーグ関係者は、職務の遂行を通じて知り得た協会、Jリーグ、Jクラブその他のJリーグ関係者に関連する一切の秘密または内部事情を、第三者に開示または漏えいしてはならない」に抵触する違反行為に該当すると判断し、通訳をけん責処分とした。
栃木戦は予定通り開催され、2月に加入したアルハンは先発出場し、Jリーグデビューを果たした。