Ｊ２横浜ＦＣは１３日、オーストラリア１部ウェスタン・シドニーに期限付き移籍していたＭＦ小川慶治朗（２９）が韓国Ｋリーグ１部のＦＣソウルに再び期限付き移籍すると発表した。契約期間は６カ月の見込み。

　小川は兵庫県三田市出身で豊富な運動量とスピードを武器に神戸の下部組織から１７歳だった２０１０年にトップチームでデビュー。湘南への期限付き移籍も経験して昨季に神戸から横浜ＦＣへ完全移籍。昨年１０月にウェスタン・シドニーへ期限付き移籍し、２６試合で２得点だった。

　加入するＦＣソウルは現在リーグ２１試合を終え、５勝８分け８敗で９位となっている。

　クラブを通じ「横浜ＦＣファン・サポーターのみなさま。お久しぶりです、小川慶治朗です！この度、韓国ＫリーグのＦＣソウルに期限付き移籍をすることとなりました。昨シーズンの途中からオーストラリアでプレーをし、自分にとってとても貴重な経験となりました。

　今シーズンの横浜ＦＣの躍進はオーストラリアまで届き、僕のモチベーションになっています。このままＪ１に戻るべくして闘うチームのために力になれないのは残念ですが、更なる成長のため、韓国で挑戦します！横浜ＦＣのＪ１復帰を祈っています！小川慶治朗への応援もよろしくお願いします！行ってきます！」とコメントした。