神戸から武藤&橋本が日本代表入り 背番号10の武藤「誇りを持ち、チームを勝利に」
日本サッカー協会は13日、東アジアE-1選手権(19~27日)の男女代表を発表した。国内組で臨む男子は初招集10人を含む26人が選出された。現在3連勝中と調子を上げてきたJ1神戸からは武藤嘉紀(29)、橋本拳人(28)がメンバー入りを果たした。代表復帰となる2人は逆転でのW杯カタール大会メンバー入りへ、今大会3試合に懸ける。
W杯ロシア大会にも出場した武藤は1月に予定されていたキリンチャレンジ杯ウズベキスタン代表戦のメンバーにも選出されていたが、この試合がコロナ禍により中止。19年アジア杯以来の代表戦出場を目指す。2日の鳥栖戦で2ゴールを決めるなど今季15試合で5得点。背番号10での代表復帰が決まり、「日本代表に選出して頂き大変光栄です。怪我での長期離脱などもあり苦しいシーズンを過ごしてきましたが、サポートをしてくださる皆様のおかげで今があります。日の丸をつけて闘わせていただける事に誇りを持ち、チームを勝利に導けるように全力を尽くします」とクラブを通じてコメントした。
ロシア1部ロストフに所属していた橋本はFIFAの特例措置により3月に神戸に加入。「日本代表に選出していただき大変光栄です。日々、日本代表に入りたいという思いでプレーしてきたのでその想いをプレーで表現し、そしてチームとしてこの大会を優勝できるように全力で戦います」と意気込んだ。