鹿島が完勝で8強進出 代表選外の樋口は「見返してやる気持ち」 サッカー天皇杯

 G大阪に勝利し、スタンドにあいさつする鹿島イレブン
 前半、競り合うG大阪・倉田(右)と鹿島・樋口
 後半、2点目のゴールを決め、喜ぶ鹿島のエヴェラウド㊨と樋口
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 「天皇杯・4回戦、鹿島2-0G大阪」(13日、カシマスタジアム)

 今季4度目となったG大阪戦を2-0で制し、天皇杯8強進出を決めた。

 前半から攻勢を仕掛け、決定機を作った。それでも、同22分にMFファン・アラーノのシュートがポストに阻まれるなど0-0での折り返しとなった。ただ、後半にはMF樋口雄太が「焦りはなかった」と振り返ったように同26分には冷静に自らが起点となり、MFディエゴ・ピトゥカの先制点につなげた。その4分後にはFWエベラウドがヘディングで追加点を奪って完勝した。

 この日、日本サッカー協会が発表した国内組で臨む東アジアE-1選手権(19~27日)の男子日本代表26人に現在リーグ2位の鹿島からは選出がなかった。今季ここまで全試合に出場してきた樋口は選出の期待も高かった中で「最近の自分のプレーを見ていたら、(力が)足りなかったですし、当然の結果だと思う」と受け止めた。「また頑張れるチャンスがあるので、見返してやるような気持ちで今後プレーしていきたい」と気持ちを切り替えた。

 今回の日本代表には首位の横浜Mから7人、3位の川崎から3人、4位の広島から6人が選ばれている中、7得点と結果を残している鹿島のFW鈴木優磨も選外だった。

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