J1G大阪 鈴木、食野が加入後初出場も大阪ダービー2戦連続逆転負け 16位転落
「明治安田生命J1、G大阪1-2C大阪」(16日、パナソニックスタジアム吹田)
期待の新戦力が加わったG大阪だったが、ホームでの大阪ダービーで屈辱の逆転負けを喫した。今夏加入のFW鈴木武蔵がいきなり先発出場。3年ぶりにG大阪に復帰したFW食野亮太郎も後半9分に登場したが、後半に2点を奪われた。
ベルギー1部ベールスホットで2季プレーした鈴木は、W杯メンバー入りも目指して国内復帰を決断。「熱心に声をかけていただいた」とG大阪を新天地に選んだ。プライドがぶつかり合う大阪ダービーに1トップでいきなり先発起用された。
前半17分に待望の先制点が生まれる。MF石毛の右CKを韓国代表DF権敬源がヘッドで決めた。直前の右CKも同じくファーサイドの権が頭で合わせてクロスバーを直撃していたが、同じパターンで突き刺した。
しかし後半に追いつかれる。7分にMF為田にスルーパスを通され、FW山田に同点ゴールを決められた。そして終了間際の45分に途中出場のMFジェアン・パトリッキに強烈なミドルを打ち込まれた。
44回目となるリーグ戦での大阪ダービー。通算成績はG大阪の23勝7分け14敗となった。過去の貯金で勝ち越しているが、最近7試合は2分け5敗と勝利がない。今季のダービー2試合とも逆転負けのG大阪は16位に転落した。