日本ツアーのため来日したフランス１部のパリ・サンジェルマンのメッシ（アルゼンチン）、ネイマール（ブラジル）、エムバペ（フランス）、セルヒオ・ラモス（スペイン）、マルキーニョス（ブラジル）が１８日、都内で４３人の小学生に向けたサッカークリニックを行った。

　豪華すぎる５人が登場とすると、子どもからは羨望のまなざしで見つめた。ブラジル代表のマルキーニョスは「自分たちの夢が始まったのも皆さんぐらいの子供の時だった。なので、こうして皆さんの夢の一部になることができて、とてもうれしい」と、あいさつ。子どもたちはミニゴールを使ったゲーム形式の練習などでスーパースターたちと夢の時間を過ごした。

　クリニック後の質問コーナーで、メッシは「今の時期は楽しむことが何より大事だ」、エムバペは「速く走るにはよく食べて、寝て、練習すること。そして楽しんでサッカーをすれば大丈夫」、ネイマールは「自分は小さい頃はロビーニョやカカ、大きくなってからはメッシに憧れた。プレーしている姿をよくみて、彼らのドリブルをみて、少しでも真似しようと楽しみながら学んでいた。大人になって彼らと一緒にプレーできるのが何よりもうれしい。自分も皆さんをインスパイアできる選手になれたらうれしい」と、語った。

　パリ・サンジェルマンは２０日に国立競技場で川崎、２３日に埼玉スタジアムで浦和、２５日にパナソニックスタジアム吹田でＧ大阪と対戦する。