神戸新加入の元日本代表MF小林祐希 柏戦出場に意欲「正直興奮。期待に応えられるように」

 韓国Kリーグ1部江原からJ1神戸に完全移籍した元日本代表MF小林祐希(30)が28日、加入後初のオンライン取材に応じ、「与えられた時間で自分のやるべきことをやる準備はできています」と柏戦(30日・ノエスタ)での新天地デビューに意気込んだ。

 16年夏に磐田からヘーレンフェーン(オランダ)に完全移籍して以来6年ぶりにJリーグに戻ってきた。国内復帰を決めた理由について「いろんな国でサッカーしてきましたけど、Jリーグは常に見ているし、代表戦も日本のことは見ていた。Jリーグ自体のレベルもすごい上がっている。やっぱり楽しくサッカーできるところに行きたいなと思っている中で、ヴィッセル神戸から声をかけていただいてもう即答というか、すぐ決めました」と説明。「欧州に行った時から大げさにいえば6年間、我慢して、我慢して、守備して、蹴って、走って、カウンターみたいなチームにずっといた。リーグの下の方で強い相手に対して何とか勝ち点もぎ取ろうみたいなチームにいた。主導権を握って何か仕掛けようというようなプレースタイルではなく、歯がゆい試合やプレーをしなきゃいけなかったので。でもヴィッセルで周りのレベル高い選手とプレーすれば自分の良さも引き出されるだろうし、周りの選手の良さももっと引き出すことができる」とイメージを描く。

 27日の練習から合流して3日目。「100%ではないですけど。自分が今出せる100は出せる。与えられた時間で自分のやるべきことをやる準備はできています」と出場できる状態であることを強調した。「真ん中だったらどこでもできるし、サイドハーフでもいい。ポジションにそんなにこだわりはない。チームが勝てば何でもいい」。中盤であればどこでもこなせる。

 神戸は吉田孝行監督就任後、公式戦4勝1分けと調子を上げている。この好調を支えたMF橋本拳人がスペイン2部ウエスカに移籍したことで、小林にかかる期待も大きい。「サポーターの皆さんとホームスタジアムで会え、個人としても初めて赤いユニホームに袖を通すのはすごく楽しみ。正直興奮しています。出たら思い切り楽しんでやります。期待してくれている人もいるし、楽しみにしている人もたくさんいると思うので、期待に応えられるようにやっていけたら」と呼びかけた。

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