清水が浦和サポの7つの重大違反行為発表 バスで危険行為、車両不法侵入に違法駐車、ゴミ不法投棄
J1清水は29日、公式ホームページで、7月16日にIAIスタジアム日本平で行われた浦和戦において、浦和サポーターによる重大な違反行為があったと発表した。
試合開催方針・観戦方法(運営プロトコル)の情報を事前に両クラブから発信していたが、次の7つの違反行為が確認されたという。
(1)Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインへの違反行為(サポーター中央の集団でマスクを着用せず応援を続ける行為※ビジター内スタッフが注意しても聞き入れられず、浦和レッズスタッフから注意頂くも試合終了後まで改善されることはなかった)
(2)喫煙禁止場所(場内)にて喫煙、吸い殻の投げ捨てが行われた。※スタジアム場内全面禁煙
(3)弊クラブ選手・スタッフに対しての威嚇行為(罵声・怒声など暴言)・運営妨害行為
(4)おもいやりシャトルバス内での乗車のお客様に対して危険・挑発行為
(5)通行を認めていない車両2台が試合日管理エリアへの不法侵入、違法駐車。対応した警備員の制止を振り切って進入した危険行為。その後、同サポーター2台が、近隣の私有地駐車場に許可なく駐車し、通報を受ける。
(6)ごみの不法投棄(場外指定電子喫煙所内の灰皿上部を外し、灰皿内にゴミの廃棄を行う)
(7)ビジター2階席最前列中央部で、クラブパートナー看板に横断幕を掲出し覆う行為
清水側は「主管クラブといたしまして、上記の各違反行為を防止できず、運営体制につきましても十分でなかったこと、当行為に対してご迷惑をおかけしたご来場者の皆様に改めてお詫び申し上げます」と謝罪。「観戦ルールの順守および新型コロナウイルス感染症防止への協力が得られず、誠に遺憾に思います。今回のサポーターによる違反行為については、Jリーグで定める統一基準に照らし合わせ対処して参ります」とした。
浦和は5月の鹿島戦などでのサポーターの違反行為で、26日にJリーグからけん責と罰金2000万円の処分を受けている。