森保監督 右膝前十字靱帯断裂の宮市「残念で悲しいことが」「できる限りの応援をしたい」

 サッカー日本代表の森保一監督(53)が2日、オンライン取材に応じ、東アジアE-1選手権の韓国戦で右膝前十字靱帯断裂の重傷を負ったFW宮市亮(29)=横浜M=について「残念で悲しいことが起きてしまった。また、こんなつらいことが起きてしまうんだと思った。一緒に仕事をしてもらった一人として、できる限りの応援をしていきたい」と心情を語った。

 宮市は先月27日の韓国戦で後半14分から途中出場し、敵陣ゴールライン付近で相手と交錯した際に右膝を痛め、同33分に負傷交代していた。

 森保監督は先月30日の横浜M-鹿島戦(日産ス)を視察した際に宮市と面会し「代表に来てくれて、いろんな意味を含めて『ありがとう』の感謝の言葉を伝えた」と明かした。

 続けて「代表でチームのために自分が持っているものを全てささげる姿勢を見せてくれた。どこのポジション、どのタイミングで試合に出てもベストを尽くす姿勢を見せてくれた。日本代表として戦える喜びを前面に出してくれて、国を背負って戦う喜びを持って活動してくれた。持っている素晴らしいパーソナリティーを見させてもらった。

 今回大けがになってしまったことは、私自身も残念で悲しいことが起きてしまった。これまでのサッカー人生の中で何度もけがに見舞われ、けがとの戦いの中でキャリアを積み重ねてきた。私自身が知っているのはほんの一部だと思うが、苦しい中ではい上がってきた選手なので、またこんなつらいことが起きてしまうんだと思ったが、彼の前向きな姿勢に私自身も励まされたし、けがに立ち向かって復帰する前向きな姿勢が、全てのサッカー選手、育成・普及年代の選手にも、つらいことがあっても立ち向かいながらけがを乗り越えていく、自分の立ち位置に目を背けず取り組むことを彼が示してくれると思うので、いろんな人に勇気を与えてくれると思って応援したい。

 私自身も所属チームの監督ではないが、一緒に仕事をしてもらった一人として、できる限りの応援をしていきたい」と思いを述べた。

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