横浜M ミス絡んだ畠中「このゲームを壊してしまった」広島に敗れルヴァン杯敗退

 前半、ゴール前で横浜M・畠中(4)からボールを奪う広島・ベンカリファ(13)。この後、先制ゴールを決める=ニッパツ
 広島に敗れ、肩を落とす横浜Mイレブン=ニッパツ
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 「ルヴァン杯・準々決勝第2戦、横浜M1-2広島」(10日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜Mは1-2で敗れた。2戦合計2-5で逆転4強進出とはならなかった。

 第1戦では広島にアウェーで1-3と敗れて迎えた第2戦だったが、前半8分にDF畠中槙之輔が自陣ペナルティエリア手前で相手FWナッシム・ベンカリファにボールを奪われ、そのまま先制点を献上。「不用意なミスで自分がこのゲームを壊して難しい展開にしてしまったと反省しています」と悔やんだ。

 同14分にはDF角田涼太朗が完全に抜け出された相手MF森島司を後ろから倒し、レッドカードの判定で一発退場となり、さらに苦しい状況に追い込まれた。

 同21分にはFWレオセアラのゴールで一時同点となりホームで反撃ムードも高まった。だが、同37分に左サイドから崩され、勝ち越しゴールを許した。勝ち上がりのためには敵にアウェーゴールを許さないことが重要だったが前半を1-2とリードされて折り返し、後半も追いつくことはできなかった。

 J1首位を走る横浜Mは1-2で敗れた7日のリーグ川崎戦から先発10人を変更して臨んだが、試合の主導権を握られ続け、公式戦3連敗。マスカット監督は「残念な気持ち」と受け止めつつ、「10人になったところでもあきらめることなくマリノスのサッカーを続けるんだというところを見せてくれた」と前を向いた。

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