久保建英、新天地デビュー弾! 「最高の滑り出し」チーム開幕白星導いた
「スペイン1部リーグ、カディス0-1レアル・ソシエダード」(14日、カディス)
レアル・ソシエダードのMF久保建英(21)は、敵地で行われたカディスとの今季開幕節に2トップの一角で先発して移籍後初出場を果たし、前半24分に右足で初ゴールを決めた。後半34分までプレーし、1-0で勝った。久保は昨季までレアル・マドリードからの期限付き移籍でマジョルカなどに在籍。スペイン1部で4季目となる今季はRソシエダードに完全移籍した。
先発に抜てきされた新天地のデビュー戦で、久保がゴールを決めた。チームを開幕白星に導き「今までで最高の滑り出しだと思う」と振り返った。
前半24分にDFの間を抜け出すと、後方からの浮き球のパスを冷静にトラップして右足で蹴り込んだ。足元で受けることを得意とする技巧派だが「監督から指示を受けていて、その通りのゴールになった。今まで僕が知らなかった動きを監督が導き出してくれた」と感謝した。
スペインでの過去3季はレアル・マドリードからの期限付き移籍を繰り返して経験を積み、今季はRソシエダードへ完全移籍した。W杯開幕を11月に控えるシーズン。「実力社会なので結果や内容で示したい。自分以外にも(Rソシエダードの)多くの選手がW杯に向けて意気込んでいる。とてもいい環境だ」。3季連続で欧州リーグに出場する上位クラブへと移った。
「今までと違って明らかな格上ではないと思う。今日は僕のゴールで勝てた事実は揺るがないので、自信を持って次節に臨みたい」。頼もし過ぎる言葉で、次のバルセロナ戦をにらんだ。