FC大阪 単独チームで栃木国体出場権獲得 近畿ブロック大会制す
「国体近畿ブロック大会・代表決定戦、大阪2-0京都」(21日、たけびしスタジアム京都)
8月19日からたけびしスタジアム京都で開催された「第77回国民体育大会近畿ブロック大会」成年男子サッカーに、「大阪府」として、JFLのFC大阪が単独チームで出場。2連勝で「いちご一会とちぎ国体」の出場権を獲得した。
今年は1枠となった近畿からの出場枠をめぐっての戦いに、大阪は20日の2回戦から登場。チェント・クオーレ・ハリマの単独チームで出場した兵庫と対戦した。この試合ではDF橋本、FW武田らケガからの復帰組と若手選手主体のメンバーで戦い、2-1で勝利。21日の代表決定戦に駒を進めた。
雨が上がり、非常に蒸し暑い中行われた代表決定戦。相手はおこしやす京都の単独チームで挑む京都府との対戦となった。
ともに2連戦目となった一戦は開始早々から大阪が試合のペースをつかむ。25分、相手DFのクリアミスを逃さず、ボールを奪ったMF吉馴がミドルシュートをたたき込み、先制に成功する。28分には、FW宇高がMF上月とのワンツーで裏に抜け出し、追加点を落ち着いて決めた。
後半に入ってもGK桜庭を中心に大阪守備陣が相手の反撃を抑え込み、2-0のまま試合終了。国体本戦への出場権をつかみ取った。