鹿島・岩政監督 就任後2連勝逃す「勝ち点1でも致し方ない」 首位追撃には痛い引き分け
「明治安田生命J1、湘南1-1鹿島」(21日、レモンガススタジアム平塚)
鹿島は湘南と1-1で引き分けた。2連勝を逃し、3位。3連敗を免れた湘南は15位。
鹿島が引き分けに終わり、岩政監督は就任後2連勝を逃した。試合後は「内容からいくと勝ち点1でも致し方ない」と受け入れた。
前半から湘南の鋭い出足に苦しめられ、ボールを前に運べなかった。後半から3人を一気に投入。同14分にFWエベラウドが先制点を挙げて交代策は的中したが、1点を守り切ることができなかった。後半29分にCKから同点ゴールを献上。FW鈴木は「セットプレーから追い付かれる弱いチーム」と悔しさをにじませた。
攻撃の形を作れず、シュート数は相手の14本に対してわずか5本。岩政監督は「(攻撃の)絵を見せてあげられなかった僕の責任」と振り返った。次節(27日)に迎える川崎との上位対決へ、勝ち切る力が求められる。