全北主将の元新潟DF金珍洙「2番と10番を分析していた」大迫メンバー外の神戸に快勝

 「ACL・準々決勝、神戸1-3全北」(22日、埼玉スタジアム)

 2大会ぶりのベスト4進出を狙った神戸は延長戦の末に全北(韓国)に敗れた。後半21分に途中出場のMF汰木康也(27)のゴールで先制したが、すぐに同点とされ、試合は延長戦に突入。延長戦で2点を失った。

 韓国王者の全北が2試合連続で延長戦を制し、準決勝進出を決めた。主将としてフル出場して勝利に貢献した韓国代表DF金珍洙(30)が試合後に120分間の戦いを振り返った。

 12年から3シーズンJ1新潟でプレーした金は試合後のミックスゾーンでは流ちょうな日本語で対応。神戸について「2番(飯野)と10番(大迫)を分析していたんですけど、10番は出なかったので。やりたかったことを今日やることができました」と納得の勝利となった。

 1回戦の横浜M戦(18日・埼玉)で3得点に関与したMF飯野と、前線でボールを収め続けたFW大迫を警戒していたという。しかし神戸が大胆なターンオーバーを採用したことで飯野はリザーブ、大迫に至ってはベンチ外となった。

 大迫の代わりには今夏に神戸に移籍するまでKリーグ仁川に在籍し、今季17試合14得点と活躍していたFWステファン・ムゴシャが務めた。「高い選手だから長いボールを蹴ってその後、セカンドボールを狙うんじゃないかと思ったんですけど、セカンドボールも支配できた」と問題なく対応した。

 右アタッカーとして後半開始から投入された飯野に対しては、左サイドバックの自身がマッチアップ。自身の新潟時代に、新潟ユースに所属していた飯野とは練習をともにしたこともあるという。成長した後輩と対戦してみて「速い選手で、試合をやってみてすごく良い選手だと思った」と評価する。それでも完全に封じ、先輩の貫禄を漂わせた。

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