J1鹿島1点差惜敗も岩政監督「ここから時代をひっくり返す手応え感じた」

厳しい表情の鹿島・岩政大樹監督(撮影・金田祐二)
後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・仲間隼人(撮影・金田祐二)
後半、センタリングに合わず悔しがる鹿島・鈴木優磨(撮影・金田祐二)
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 「明治安田生命J1、川崎2-1鹿島」(27日、等々力陸上競技場)

 川崎はMF家長昭博、MF脇坂泰斗の得点で鹿島に競り勝ち、試合数で並んだ首位横浜Mと勝ち点2差に接近した。

 敗れた鹿島の岩政大樹監督は「選手たちは申し分のない90分だった。負けたのは僕の責任。それだけです」と端的に試合を総括した。試合前のミーティングでは「常勝の看板は下ろしていいと伝えた。これからチームを作る中で、たくさんの負けも出るだろう。そこは僕が引き受けるので、選手には今やろうとしていることを続けていくことを求めた」と明かした。

 2点を追う後半6分にはMF仲間隼斗のゴールで1点差に迫った。後半は押し込みながらも、川崎の手堅い試合運びの前に及ばなかった。それでも岩政監督は手応えを語った。「僕からしたら数年前に鹿島が通った。鹿島はゲームコントロールで勝ちました。川崎はいいサッカーをしました。それが逆転してきたなと。ここから時代をひっくり返す手応え感じた」と顔を上げた。

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