INAC神戸 スコアレスドローで連勝ならず コロナ陽性判定で朴康造監督は不在
「WEリーグ杯・1次リーグ、ノジマステラ相模原0-0INAC神戸」(28日、相模原ギオンスタジアム)
昨季、WEリーグ初代チャンピオンに輝いたINAC神戸は2戦目をスコアレスドローで終えた。開幕2連勝はならなかった。
昨季リーグ優勝を導いた星川敬監督が退任し、朴康造監督が就任。10月のリーグ戦開幕を前に、20日に新設のカップ戦「WEリーグ杯」開幕戦・千葉線(JG堺)で初陣に臨み、3-2で勝利した。今節連勝を狙ったが、22日に朴監督が新型コロナ陽性判定となり療養。東依里コーチが指揮を執った。
千葉戦からはスタメン1人が変更。開幕戦ではMF愛川がトップに入ったが、この試合ではFW高瀬が担った。
昨季リーグ10位の相模原を押し込むが、決定力を欠いた。後半にはMF成宮のシュートがクロスバーを直撃、CKからのFW田中のヘッドはポストにはじかれるなど、ことごとくゴールに嫌われた。結局、シュート数は14本と6本、CKに至っては11本と0本と圧倒したが、勝ち点1を分け合う結果となった。
WEリーグ杯は全11チームを6チームと5チームの2組に分け、各組で1回戦制によるリーグ戦を行う。各組1位チームが決勝(10月1日・味フィ西が丘)でタイトルと優勝賞金200万円をかけて争う。INAC神戸は2試合を終えて勝ち点4でB組暫定首位に立っている。